リンクに関して違和感のあることば

WEB上で日常的にかわされる会話のひとつに、リンクに関するものがある。「リンクしても好いですか?」と尋ね、「リンクしました」という報告をする。しかし、私にはどうしてもなじめないものなのだ。





まず大前提として、リンクをすることは自由である。またその裏返しとして、リンクを外すことも自由である。これはWEB上の常識だと私などは思うのであるが、いわゆる「無断リンク」ということに配慮している人が多いのだろう。なぜか冒頭に挙げたような会話がなされるのだ。

しかし、ここで注意して欲しいことがある。「リンクしても好いか?」と尋ねて「リンクしました」と報告する人の大半が、(旧ソ連の軍人などが胸にいっぱい勲章を着けて見せびらかせているように)リンクを増やすだけ増やす一方で、「リンクを外しました」と連絡することは非常に少ない。私の経験上、「外す」と言われたのは1度だけである。ここに大きな違和感を感じるのである。リンクに関して尋ねて報告する人は、果たして外すときのことを想定しているのだろうか?

私は「はじめに」にも書いているとおり、リンクに関しては「事前にも事後にも連絡不要、はるも外すも自由」と明示している。それは、いちいち問われるのがめんどうだからというのが大きいが、自分に対してプレッシャーをかけられたくないという思いも強いのである。勝手にどうぞと掲げているのに、「リンクしました」と報告する人は、何が目的でそうするのだろうか? また、そうすることで私に何を求めているのだろうか?

非常に僭越でぶしつけな物言いで心苦しいのだが、そういう報告をする人は、「リンクしてやったんだぞ」という優越感を持っていたりしないだろうか? 実は過去にそういう人を何人も知っているのだ(苦笑)。また、「リンクしてやったんだから、お前もウチにリンクをはれよ」とプレッシャーをかけていることもないだろうか? これは、もしそうなら、非常に尊大な態度であろう。上に掲げたように、「リンクは、はるも外すも自由」なのだから、強制的にするものでもないはずだ。たとえ本人にこれっぽっちもそういう意識が無くても、言外にそういう印象を受ける人がいるのも事実なのだ(私以外にも同じ考えの人を何人も知っている)。

不思議なことは、そうやって恩着せがましく「リンクしてやったよ」と報告する人に限って、ぱったりと疎遠になっていくことが多いのだ(苦笑)。リンクをすることがその人の中では終着点になっており、本来の交流という目的など消し飛んでいるのだ。ここに私は非常な違和感をおぼえるのである。そこのWEBサイトが気に入ったなら個人的にブックマークすれば好いだけの話だし、誰かに紹介したいのなら、自分のところで提示すればいいだけのことであって、わざわざ相手先に要求されていないのに報告する必要性はないと思うのだ。

ここで尋ねたい。リンク報告とリンク返しをしている人達は、相手と疎遠になった場合、「じゃ、外します」と報告をしに行くのであろうか? そんなことをアレコレ考えて、だんだんとWEB上での交流がイヤになりやめていった人を、私は何人か知っている。

このように、

  • 消える前兆であったり(笑)
  • 相手に変なプレッシャーを与えるだけだったり
  • したとたんに来なくなったりする(苦笑)

といったデメリットしかない「リンク確認・リンク報告」などやらない方がマシだと思うのは私だけであろうか?


[PR]
by Der_Wolf | 2004-11-18 17:12 | ☆ Readme (13)