去年あたりから、オートバイでのツーリングを前提にしたアウトドアグッズやその他諸々のモノをそろえている。なかなかロングツーリングに行けないので、その代償行為として、「おうちで外飯」というのを頻繁に行っている。要するに、家の中でアウトドア用品を使って調理をするってことなんだが、これがけっこう楽しくてはまっている。30歳を過ぎた頃から小食かつ和食好みにシフトしてきているので、それを反映させたメニューが多いが、このところのいちばんのツボは、チタンシェラカップを使っての炊飯だ。やり始めの頃はバーナーパッドを敷かないとはり付きができたりで困っていたが、最近は直火でも充分満足のいくものが炊けるようになり、白米だけでなく炊き込みご飯もチタンシェラカップでできるようになった(←かなり自慢(笑))。もちろん、ガスバーナーでとろ火が使えるからできることであって、火力調節の難しいアルコールバーナーやガソリンバーナーでは難しいのはわかっているし、先々はアルコールバーナーでも見事に炊きあげてみたいと思ってはいる。
それとは別に、最近、ガソリンバーナーが欲しくて仕方ないのは困ったモンだ(苦笑)。冬山登山や厳寒期のツーリングキャンプをするつもりはほとんどないのだが、ガスカートリッジを使ったバーナーは0度以下の気温だと使えないという話を聞くたびに、そのときの対策を考えないといかんなという思いが噴出し、ついついガソリンバーナーが欲しくなるのである(笑)。世の中は、MSRのドランゴフライがメジャーなようだが、私が欲しいと思っているのはスノピのギガパワーWGという奴。とろ火が使え、プレヒートの重要性が少ないというのが決め手だ。オートバイでのツーリングを常々前提に考えているが、赤ガスを使うつもりはまったくなく、ただホワイトガソリン対応というだけで充分だから、金銭的な余裕があればすぐにでも欲しいくらいだ。宝くじ当たらないかな……。
清志郎が死んじまった。60歳にもなってないなんて若すぎる。タバコなんか吸ってたことがいけないんだ。とにかくさよなら!
本日は憲法記念日。62年前の今日、日本国憲法が施行された(公布から半年間の周知期間を経て実際に効力を持つようになった)。半世紀以上前の価値観で作られたものだから、現在の社会情勢や国際環境から乖離(かいり)した条項も出てくるようになっている。たとえば国家間の戦争が当然だった時代を前提にした規定は、現代のゲリラ的なテロに対処し切れているといは言い難い。憲法25条に定められている生存権が「プログラム規定」などということも言われて久しいが、国民の生活を守る根拠として機能しているとは言い難い。二院制にしても、「衆議院の優越」を強くするあまり参議院のお荷物化が著しくなって、両院協議会などまったくの空洞化の様相を呈している。三権分立にしても健全に機能しているとは言い難い。各種の人権規定にしても、現実にそぐわないことも出てきている。これらのこと以外にも見直すべき点はたくさんある。
日本の憲法は硬質憲法と言われ改正のし難いものであるが、どこかで直していかないと、まったく時代と乖離したお飾りに過ぎなくなってしまうだろう。しかし、稚拙で早急な改正を望むものではなく、50年後100年後を見据えた確固たるものを作るのでなければ改正の意味はない。慎重な論議が必要だ。
最近、久々にオートバイの新車に乗っているのだが、まだ慣らし運転が始まったばかりだ。マニュアルを見ると、800キロまでは4000回転以下に抑えて走れという。6速にすると時速65キロになるが、これではまだ高速道路には乗れない。早く800キロを越えて8000回転まで上げられるようになりたいものだ。そうすれば、ほぼ日本国内でふつうに走るぶんには充分なものになるから。
ところで、この「慣らし」ということだが、最近のオートバイは生産段階でのレベルが高くなっているから、やらなくてもいいという意見もある。まあ、何年か経ったあとになって慣らしをやったかやらないかの差が現れてくるのだから、そのときには忘れているという話もあるが、自分の考えでは慣らしというのは、オートバイそのものの機械的なあたりをつけるという意味もあるが、人間の方をマシンに慣らしていくという意味合いの方が大きいのではないかと思っている。実際、新しいマシンに乗って、その挙動やエンジンの特性、スロットルの開け具合とギア比の関連などなど、乗り手の方がおぼえていかなければならないことがたくさんあるのだと思っている。例えが変だが、パソコンのブラインドタッチができるようになるのは慣れの問題だが、キーボードを観ないでキーをたたけるようになるのと同じように、オートバイに乗っていて、メーターも観ないで音だけでスピードを感じたり、スロットルの開け具合で適用されているギヤを感じたりできるようになるのは、一種の慣れだと思う。そういうレベルになるまで人間と機械のすりあわせを行うのが「慣らし運転」の時期なのだと思う。
本日の雑感。
オートバイにシートをかけてワイヤーロックをかけているのだが、そのキー差し込み口に悪戯された形跡があった。もしとっつかまえたらタダじゃ置かないから覚悟しておけ!(怒) 他人様のもんを勝手にいじって平気でいる神経がわからない。以前と違って人気車といえる機種に乗り換えたので、今後も悪戯や窃盗・盗難の懸念がある。現場を目撃したら絶対に痛い目に遭わせてやる。莫迦な野郎のせいで過去に何度も不愉快な経験をしているだけに、今回の兆候も見逃すわけにはいかない。ふざけんじゃねーぞ!(怒)
二輪に乗っていて思うのだが、例の片手落ちな道路交通法の改正で駐車違反の取り締まりが厳しくなって以降、いまだに二輪の駐車場は増えず、東京の市街地に出かけるときには、基本的に公共交通機関を利用せざるを得ない状態になっている。四輪よりはあきらかに排出ガスも少ないし環境には優しいはずなのに、また、駐車スペースにしたって四輪よりは少なくてすむにもかかわらず、いまだに二輪の駐車場が増えないのは、明らかな行政の失政だし、民間ベースにしても、ちょっと四輪用のスペースを二輪用に転用すればいいモノをさぼっているとしか思えない対応には腹が立つ。こういう邪魔もの扱いをしながら、高速料金はしっかり軽自動車と同じだけのものを取られるのにも納得がいかない。二輪用のETCが普及しないのも当然だ。仮に四輪が土日祝日に1000円で乗り放題なら、二輪は500円にすべきだ。道路専有面積も、道路に対する消耗もはるかに少ない二輪が四輪と同じ扱いを受けることに納得できないライダーは多いはずだ。現状がそうだから仕方なく使っている人も多いはず。私自身、基本的にできるだけ下の道を使って走りたいと思うし、ETCは変な利権のことを考えたり2年経った後のことを思ったりすると、高い装置をつける気にはならない。なぜ、ETC装置つき限定なのか、なぜ2年間だけなのか、なぜ土日祝日限定なのか、なぜ普通車とオートバイだけなのか、すべてに疑問が出てきて胡散臭くて仕方ない。ホントに経済を活性化させたいなら、ETCの有無にかかわらず、車種も限定せず、一週間すべて割引するべきだろう。こういう片手落ちの政策には反吐が出るし踊らされたくもない。結果として、渋滞が増えたことで商用車両の運行には支障が出たようだし、普段運転しない人が高速を利用したことで事故が増えたようだし、はたして本当に効果があったと言えるのだろうか? わたし的には大いに疑問である。
今日は暑かった! まだ5月だというのにエアコンで「プラス1度の除湿」という設定をつけてしまった。部屋の中で何もしないでいると室温が28度近くになるし、窓を開けていても風がほとんど入ってこないのではエアコンが必須となる。本格的な夏の到来には2ヶ月近くの間があるのに、これは地球温暖化の影響なのだろうか?
オートバイの初期慣らしもほぼ終わり、ようやく8000回転まで回せるようになったので山中湖まで行ってきたのだが、街中ではほとんど見かけなかったオートバイがたくさん走っていた。最近は街中ではほとんどビッグスクーターしか見かけないので、オートバイは減ってしまったんだなと思っていたところ、道志村周辺ではたくさんのオートバイを見かけてホッとした感じだ(笑)。「くねくね」がたくさんあるところへ行けば、やっぱりいるものなんだね。
そういうところで走るにはある程度回転数を上げないと楽しめないのはわかっているのだが、自分のオートバイに関して言えば、まだ慣らし第2段階なので8000回転までの縛りがあるから、そういう楽しそうな「くねくね」で走ると、あっという間に8000回転を越えてしまうので、まだまだ充分に楽しめるとまではいかないが、そこそこにワインディングを楽しめるようにはなった。やっぱりこの快感はマニュアルシフトのオートバイじゃないと楽しめないな。
ようやく慣らしの第2段階に移行。1ヶ月点検も終わり、8000回転まで回しても大丈夫になった。これで高速道路も走れるし、「くねくね」で3速、4速で引っ張った走りもできるようになった。さっそく山中湖周辺や道志村近辺を走ってみる。やはり4000回転まで抑えていた頃と違って、ガツンと来る加速を楽しめるようになってきた。もちろんすぐに頭打ちになってしまう(8000回転に届いてしまうという意味で)ので、シフトチェンジを頻繁にするようにならざるを得ないが、それでも回転域が倍に増えたことで走りの楽しみが増えたのは間違いない。今までは抑え気味にしていたことでリッター26キロくらいになっていたのが、これで燃費が急に悪くなることが予想されるが、それでも、今まで乗っていた車種に比べたらもっとマシの燃費だろうと思う。今までは街乗りでリッター15前後、ツーリングでも20キロが好いところだったのが、今は街乗りでも22キロは行くのだから、この違いは大きい。タンク容量は少なくなったが航続距離は伸びたと言える。
過去の履歴をダラダラと挙げてみる。
抜けがあるかもしれないが、なんかこうやって(順不同で)列挙してみると懐かしいね。
最近、久しぶりに23区内をオートバイで走って感じたこと。
素手で125cc以上に乗っている奴がやたらに多いことに驚いた。スクーターはほとんどそうだったな。それに、ヘルメットの無防備さ! お椀キャップよりもちゃちな、ほとんど
って感じのやつ。あれ、こけたら顔面ズルむけってことだろ。私なんか怖くてあんなのじゃ走れない。怖さを知らないのか、ホント危ないよ。
10万キロ近くオートバイに乗っていると、「危ない!」と思う瞬間に出くわすこともある。自分がルールを守っていても、相手がいい加減な奴だと危険性も高まるし、そういう困ったちゃんのせいでひやっとすることもある。自分がいかに防衛運転をしていても、相手がこちらの想像を超える莫迦だったら危ないこともあるのだ。その相手がふつうの乗用車でも怖いのに、大きなトラックだったりすると最悪である。深夜の一般国道など、居眠り運転の大型トラックが信号無視で突っ込んでくることなど”日常茶めし事”だし、くねくね道でセンターラインを越えて突っ込んでくる莫迦もたくさんいる。自分が安全運転を心がけていても、そういう頭の悪い奴がいるかぎり、常に危険と隣り合わせであることは忘れてはならないと思っている。
信号無視で交差点に突っ込んでくる莫迦がいると、生身であるオートバイは、即、死の危険性があるし、峠道のくねくねを自信過剰で走る莫迦がいると、その巻き添えを食らう可能性も捨てきれない。まわりの状況を考えずに自分の腕を過信し、自分は格好いいと思い込んでいる奴は意外と多いものだ。そういう莫迦どもの巻き添えで危険にさらされるのは不本意である。
交通事故が原因で死亡する事例は、最近は6000人を割るようになってきているが、それでも、オートバイでの事故には常に死がつきまとっている。ヘルメットの着用により頭部損傷による死亡は減ってきているものの、胸部の打撲によるケースは多い。プロテクターの装着によって防げるケースがあるようだが、警視庁による調査でも装着率は4パーセントくらいだという。私自身まだプロテクターの有用性はわかっていても装備はしていない(汗)。装備自体の値段の高さ(2万円から4万円)と、オートバイから降りた時の邪魔さがあって、短距離での移動などには装着が普及しないのであると推測する。自分でも、高速道路を使って長距離を移動するのであれば装着した方が好いだろうと思うが、一般道を使っての100キロ未満の移動距離などでは、「めんどうだ!」という意識が強い。いちおうそういう距離でもフルフェイスのヘルメットとオートバイ専用のグラブ、くるぶしをカバーするライディングブーツをつけて走っているが、胸や背中をカバーするプロテクターは持っていない。最初に書いたような莫迦がいるかぎり、自分がミスをしないでいても事故に巻き込まれる可能性はあるのだから、防衛するためにプロテクターが有用だというのはわかっているのだが、めんどうだというのがあって、なかなか踏み切れないでいる。金銭的な負担も大きいのだが(汗)。エアバッグ式のものは大げさすぎるという気もするし、ガスボンベが逆に肋骨を折りそうで怖いと思うから、通常のパッド式のものにするつもりではいるが、皆さんはいかがであろうか?
ところで、上に書いたこととは関連が低いが、警察庁が2008年に扱った「変死者」の数が16万人という数字には驚かされた。交通事故死者が5000人台、自殺者が30000人台なのに、それを大きく越える数字だったからね。交通事故が原因で転けたオートバイのライダーが変死者として扱われることはあるのだろうか? そういうことを考えると、交通事故死の5000人台というのは少ない数字かもしれないと思ってしまう。
オートバイについて考えることいろいろ。
最近走っていて心地よいルートは、県道18号線、県道24号線など。ここに行き着くまでのルートは渋滞していたり、4輪が多かったりしていまひとつだが、たどり着いた後は非常に楽しいくねくねを満喫できる。国道139号線や国道20号線は道路状況が今ひとつで楽しめない。自分のペースでゆったりと気持ちよく走れるのが好いと思うのだ。奥多摩周遊道路(都道205号線)などは、目を三角にして走る奴が多いから、私のようにゆったりと走りたいモノにとっては危険な道路だし、国道411号線なども同じような感じのところだ。対向車線にピースサインを送れるようなところが、走っていて心地よいと感じられる道路なんだと思う。まあ、最近はピースに応える相手が1、2割に減っているという悲しい現状もあるが、もし私が走っているのを見かけたらピースをしてください。必ず返します(笑)。
スペースが無くなってきたので新エントリへ
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